逃げた自分 | コトリの気持ち

逃げた自分

週末は、ブログを更新しようとしてもエラーばかりで

結局何も更新できないままでした。

トホホホ・・・


昨日、久しぶりに短大時代の友人4人と遊びに出かけた。

彼女達は、まだ誰一人結婚していなくて

仕事をバリバリこなしてる人ばかり。

1年に最低1回は、みんなで集まって旅行に行ったりしている。


今回は大分県の「うみたまご」&「高崎山」へ

「うみたまご」は以前マリーンパレスという水族館がリニューアルしたところ。

照明なんかにも凝っていて、大人でも充分楽しめる雰囲気のある水族館でした。

実際は、子連れがわんさかいたんだけどね・・・。

まあ、あくまでも私の印象ということで・・・。

セイウチやアザラシのショーもとっても間近で見れて楽しかった。

30過ぎの女が5人揃って無邪気に楽しんでおりました。


「高崎山」は言わずと知れた、サルがたくさんいるところです。

小学校の修学旅行以来19年ぶりに訪れました。

う~ん・・・昔は「目を合わせると何かされる」とか色々な注意が事前にあって

かなり怖い気持ちで「高崎山」に挑んだのですが

大人になると、なんてことないですね~

小学生の頃は目をあわしたらヤバイと思っていたので

じっくり見れなかったのですが、今は全然平気(当たり前か・・・)

思いっきり観察してきました。

生後2ヶ月ぐらいのサルの赤ちゃん、ヨチヨチ歩きでかわいかった。


と、それはいいんですけど・・・

その行き帰りの車中でのこと。


私は短大で画像処理技術というのを専攻していました。

当時は、まだ画期的だったMacを使っての勉強。

印刷会社にMacが導入されはじめてDTPなんて言葉が出始めた頃だと思います。

昨日、集まった友人も3人が同じ専攻。あと一人は情報処理専攻でSEを目指していました。


もちろん就職も印刷会社。

何の技術もない4大卒の男子に見下され、悔しい思いをしながら

それでも自分達の持っている知識をいかして頑張って働いていました。

そのうち、会社(というより一緒の部署の人たち)からも

それなりに認められるようになり、仕事が楽しくなってきたころ

片道約2時間の通勤と毎日最終電車までの残業で体調を悪くしていた私は

高校時代の友人から「ちょうど事務に空ができるんだけど・・・」という誘いに

あっさりと気持ちが傾いて、会社をやめてしまいました。

友人が紹介してくれたのは、大手運送会社Y。

正社員では、なかったけれど準社員ということで、待遇も正社員とほとんど変わらず

給料も良かったし、家からも車で10分という好条件・・・・


そのときは、後のことなんて何も考えてなかった。


結局、Y運輸で7年ほど働いて、結局そこの営業所長にだまされた感じで

退社(詳しく書くと長くなるけど、とっても古い体質の会社なんですよね)。

そして今の職場へ・・・。


昨日あった友人達の中には転職した人も数人います。

でも、彼女達は私みたいに妥協せずに自分のやってきた仕事をしたいって

気持ちを貫いて、仕事を探したんですよね。

結果的に、みんな大手には転職できなかったけど

さらに技術が身について、結果的には転職に成功したっていえると思います。

彼女達は仕事の愚痴を言わないし、みんな楽しそうに仕事をしてます。


私は、あーでもないこーでもないって考えながら

今の仕事に「これでいいのか!」って常に疑問を抱きながら

グダグダ迷うことばかり。


結局、私はあのとき楽なほうに逃げたからなんですよね。

もし、ふんばってまた地元の印刷関係の会社に就職していたら・・・

何か変わっていたのかもしれません。

仕事が嫌いなわけではなかったのに、あんなにあっさり楽な道へ逃げた自分。

今思うと情けないです。


彼女達と仕事の話をしていても、胸をはって「こうなんだ」って言えない

なぜか、そのときばかりは少し疎外感を感じてしまう私。


これからでも、間に合うのかな?

これからでも、取り戻せるのかな?