彼とお金 | コトリの気持ち

彼とお金

日曜日、私は友達と出かけていたので

彼は、一人で留守番。


はっきり言って彼は、家でのんびりテレビを見たり

本を読んだりして休日を過ごすタイプじゃない・・・っていうか過ごせない。

それを、よ~くわかっていたので

スロット資金もまだあるし、目が覚めてボチボチ昼ごろからでも

スロットに行ってきたらいいよ。って話を土曜日の夜していた。

特に朝から行かなくちゃいけないようなイベントもないし

一応、次の日のために夜、下見に出かけたけど

朝イチからおいしそうな台はなかったので、彼もそれに納得。


「一人で行くから、スロットのお金もあんまり使わないよ。

朝から2万負けたら、もう帰って寝とくから」


「うん、そうだね」


次の日・・・

私は朝がかなり早かったので、6時40分に家を出発。

彼がわざわざ起きて待ち合わせ場所まで車で送ってくれた。


「一度、家に帰ってからまた少し寝るよ。気をつけて行っておいで。」


「ありがとう。」


そこまでは、とってもいい具合にいっていた。

私は、友達と楽しく過ごしていた。

10時過ぎごろ、彼からメール「今、○○にきてます」


「あれっ!結局朝から出かけたのね。なんかイベントがあったのかしら?」

まあ、こんなことになるだろうとは思っていたので

特に驚きもせず、私も楽しんでるわけだし・・・「頑張ってね」と返信。


それから2時間半後・・・

「ごめんなさい。全部お金がなくなりました。」と彼からメールが・・・・


「はい!?お金って・・・昨日5万5千円財布にあったんだよねぇ・・・。」

でも、こうなることもどこかで思ってなくもなかった。

彼が財布にお金を残してスロットから帰ってくるわけがないもんね。


「そこまで打たないといけないほど、いい台だったの?」と返信。


少しして彼から電話がかかってきました。


「ごめん、ごめん。朝から俺だけ2回も天井くらってさ。やめるにやめれなくなっちゃって。

俺って、運が悪い・・・。」

と笑っている。

話を聞くと、前日話していたのとは全然違う、彼が好きな台をただ打っただけ。

お金がいくらあっても足りないような台を打ちたかっただけで打ったみたい・・・。

カチンときた。

でも、こちらもせっかく大分まで遊びにきてて、友達も一緒にいるし

ケンカなんかしたくない。

「もう、わかった。仕方ないね」とあっさり電話を切った。


それから夕方まで、特に彼からの連絡はなく、

私も楽しく遊んでいた。


夕方彼へ「これから帰ります」とメールを送ってみた。

もし家にいるんなら迎えにきてくれるかも・・・なんてちょっと期待しながら。


でも彼からの返事は「競艇にきています」の一言。

まあ、この前ボーナスのときに少しだけどお小遣いをあげたし

その前の毎月のお小遣いも少しは余ってるだろうから、

遊ぶお金に余裕があるんだろうなって思って

残念だけど仕方ないかと私も納得。


結局、私も朝の待ち合わせ場所に戻ってきたのが20時ごろ

そろそろ彼も帰ってきてるかもと思って電話してみると・・・・まだ。

でも、もう少しで帰るから晩御飯を一緒に食べようとのこと。

私は少し時間を潰して、彼と待ち合わせ。


21時ごろ、彼が到着。

車に乗ると開口一番「お前、お金もってるよね?俺、一文無しなんだ」

「はっ!!!?」

「全部競艇でなくなっちゃった・・・」

「っていうか、いくら競艇に使ったか知らないけど、あと給料日まで2週間近くあるのに

どうするの?何を考えてそんな使い方をするの?」

「・・・・・・・」

「なくなったら、次から次へと私がお金を渡すと思ってるの?

一体、いくら毎月お金があったら足りるの?

結婚して、そんな風に好きなようにお金を使い放題してる友達がいる?

みんな自分のもらってる範囲内で考えてお金をつかってるんじゃない?」

「・・・・・・・」

「どうしたら満足するの?教えて!」

「・・・・・・・」


彼は、黙ったまま。

何を言っても黙ったまま。

そのうち私は文句を言うことにも疲れてしまった。


とりあえず晩御飯を食べて、家に帰った。


「今月は、生活費ギリギリだから、もうあげるお金とかないんよ。

だからボーナスから私がもらった分のお小遣いを全部あげるから

私は、まだ毎月のお小遣いが残ってるし・・・」


「・・・・・・」


何も言わない彼。


借金を二人で返済していこう。その代わりもう二度とこんなことしちゃいけないよ。

お金の使い方だって考えなくちゃいけないよ。


って何度も何度も話して彼も納得していたのに・・・。


この前からのことも結局話し合いを持ってない。

彼は、そのことに触れないようにしてるし、今回のこともきちんと彼の気持ちを聞こうと思って

話し合おうとしても彼は、違う話へそらそうとする。


あきらめた。


もう、いいよ・・・。


治らないんなら、治そうとしないんなら・・・。


変わってくれたって信じてたのに・・・。


彼とは普通に過ごしてるけど、体を触られたりするのは嫌だし

昨日も寝るときHしたそうな雰囲気があったけど

私は生理だし、とても疲れてるからと先に寝てしまった。

でも、口でしてなんていわれたらどうしよう・・・なんてすごく不安で

彼の寝息が聞こえるまで安心して眠れなかった。

この前の件から、彼と目を合わせることもできなくなってる。


一時的なもの?


わからない・・・。


なんだか、彼のことにとても疲れてしまった。